みんなの声⑥-⑩

「子供を持たない」選択をした女性の声を集めてみました。

目次

妊活に失敗し、仕事に励んで仕事を生きがいに変えた体験

by rin-8251(40代)

私が33歳の頃、妹が結婚して可愛い姪が生まれました。

その頃私は婚活中で、異性との出会いもまだ定まっていないような状況でした。

妹の子供を見ていると自分にも子供が欲しいという熱意が湧き、その後1年も経たない間に私は結婚相談所で出会った男性との結婚が決まりました。

しかし、結婚してから5年経っても子宝に恵まれることはなく、ショックを受けていました。周りの親戚や友人、同僚にもどんどん結婚して子供が生まれた人が増えていく。

その中で私だけ遠くに取り残されたような思いでした。

それからさらに3年ほどは不妊治療を始めましたが、やはり子供には恵まれませんでした。

私は失意のどん底に落ちて、家にずっと引きこもっているような状況が続きました。

その時、夫からは「子供がいないことが何なんだ?人生にそんなに大きな影響を及ぼすのか?」と聞かれました。


改めて考えると、私はうじうじ落ち込んでいるだけで、妊活や子供がほしいということ以外、何も考えられないような状況に陥っていました。

そんな自分が悔しく、仕事に没頭するようになって8年ほど経ちます。

今では40代になり、仕事でリーダー職を担当することになりました。

有能な人材を育て上げていくことが私にとっての生きがいです。

子供がいないことに落ち込んだ反動で、生きがいだと感じるライフワークスタイルに恵まれて、今は満足した思いです。

子供を持たないことで生きがいにしたことについて

by rinkotaturio

私は子供を持たない選択肢をしたことで、今後どうやって生活していこうか悩みました。

友達はみんな育児に忙しいため、話は子供が中心で私だけ何も生きがいがないみたいで最初はすごく辛かったです。

ですが、子供が出来ないのは仕方がないですし、子供がいる家庭はそれはそれで悩み事がたくさんあるので、私はみんなが悩んでいることで悩まなくてもいいとプラスに考えて子供がいない選択肢をポジティブに考えました。

私の生きがいは動物を育てるということです。

子供を育てられなかった分、犬や猫を育てていこうと決めました。
捨てられた犬や猫を育ているということをしており、今はペットが自分の子供みたいです。

動物がいるとやはり、安らぎますし、落ち着きます。
動物のエサや服などにこだわることで愛情を捧げて、それを生きがいにしていきたいと思っています。

また、部屋の中で観葉植物をたくさん買って植物をたくさん育てています。

家の中に子供がいないので、孤独を感じることがあるので出来るだけ生きているものと一緒に生活をしたくて、我が家は観葉植物がたくさんおいてあります。

「最近元気がないな」など植物の状態を見るのが結構楽しいので、植物を育てることも生きがいにしています。

子育ては生きがいの一つにはなるが、生きがいは無数にあります

by terashitakeiko (30代前半)

私33歳と主人38歳は、ボーイスカウトの活動で知り合った二人だから、元来子供好きではあるのですが、その二人が子供が出来ない、子供がいないということで悩むことになろうとは想定していませんでした。

主人は、地元の老舗の会社の長男ですでに役員として働らいていて、経営者の道を学びつつありました。

そこに子供が出来ないということは、単に夫婦に子供が出来ないということよりも、影響が大きいです。

状況が進み、婚活の一環でいろいろ努力して、クリニックにも出かけて対応した一族の血を残さなければということで、他人の女性に主人の精子を体外受精させることも真剣に考えました。

それでは嫁の私的には、愛情がわかないのですが、二世誕生が一族の最優先事項になっていた時はそういう戯言はくちに出来る雰囲気ではありませんでした。

そんな空気の中で、妊活活動は続けました。
そして念のために主人の精子についても確認をしてみると、そちらの可能性の方が非常に高いということが判明しました。

「えっ、違うじゃん。そんなのは聞いてないよ」の世界でした。

親せきとか関連する人たちは混乱してしまい、私もその流れにまきこまれていき、「ともかく二世がいるならば、私が誰かの精子を体外受精しても良いし」というような異常なことが、代案の一つとして取り上げられるようにもなりました。

結局、3年間の妊活活動は終了し、主人の弟の家に男子が生まれたので、あれだけうるさかった主人の実家も特に妊活に口を挟まなくなりました。

彼らは、良いお爺さんお婆さんになったのでした。

私は自分の子供はできなかったものの、そのことを周りから言われることもなくなり、のびのびと暮らせるようになりましたし、一時期、この世の終わりのような顔をしていた主人が明るくなりました。

私は、独身の時から続けていた洋花の稽古をまた始めました。

おととし、免許皆伝の資格を手に入れて、昨年から生徒さん3人と教室を運営しています。

主人も私が前向いて生きているのですっかり元気を取り戻しました。

生きがいは洋花の教室を複数持つことです。

ただ子供好きではあるので、夫婦の営みは続けています。

子供を持つことを諦めたところから始める生きがい探し

by nabeneko

20代の頃は結婚や子育てのことより、働いてお金を稼ぐことに夢中になり、気がつけば30代半ばになっていました。

ふと高齢出産とは何歳以上を言うのだろうと調べてみると、自分が思っている年齢よりもはるかに若く、同時に自分がその年齢に近づいていることを初めて知りました。

その時から結婚について具体的な話を彼とするようになり、結局結婚できたのは30代後半でした。

それから不妊治療のできる大きな病院を探して通いました。

そこで自分の今の体について検査を受けると、異常はなくタイミング法を勧められました。

すると1年ほど経った時に妊娠することができましたが、ホッとするのもつかの間流産をしてしまいました。

それから流産が重なり4回目の流産で自分には子供を産むことができないと理解しました。

そして子供がいないとなぜダメなのか自分に問うと、周りの人と一緒の人生じゃないと不安だからと言う答えに行き着きました。

それからは周りとは違う子供のいない人生を受け入れようと決めました。

とは言ってもそれに気づいたのはコロナ真っ只中。

人々が行動制限を受ける中、在宅でできる仕事はどうかと探してみました。

在宅でできる仕事も自分で思ったよりも多様なことがわかり希望が見えてきました。

このまま一生の仕事が見つかるかはわかりませんが、私の目標は死ぬまで元気で働くことなので、在宅であっても外で働く仕事であっても、生きがいとなる仕事を見つけられたら幸せだと思います。

23歳から38歳まで続けた妊活に終止符を打ち、趣味を堪能中

by rin-8251

私が妊活を始めたのは、夫と結婚して2年経った、23歳の時です。

当時は妊活に関する知識が疎かった私は、ネットで調べただけの自己流の方法で妊活を進めていました。

しかし、30歳になっても子供に恵まれず、不妊治療を開始。

タイミング療法などを行いましたが子供に恵まれず、私が38歳になった時、夫と相談して妊活を辞めました。

子供がいない、夫婦だけの生活というのは最初は寂しいような印象でした。

しかし、実際に夫婦2人でのんびり生活するようになってから、妊活のことばかり考えるプレッシャーがなく、心が解放されたような思いでした。

今の私の生きがいは、ハーバリウム作りやレジンアクセサリー作りなど、これまで興味があったもののなかなか挑戦できなかった趣味を堪能することです。

精神的なプレッシャーがなくなったことで心に余裕ができ、今では夫と一緒に雑貨屋巡りをするのも1つの趣味になりました。

自分の好きなことに時間や熱意を費やし、夫と一緒にのんびりと趣味を楽しむ生活。

私が妊活をしていた頃、憧れだった生活が手に入って満足しています。

子供がいないことで、自分の時間はいくらでも作ることができるんだということを知ってから、生きがいや楽しみは人それぞれあるものなんだと理解できました。

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