休んでるのに疲れるのはなぜ? “何もしない日”が怖いあなたへ

こんにちは
だまブログ管理人のだまです。

今日は、「なにもしてない自分」にモヤモヤしてしまう日のお話。

予定もない、誰にも会わない、家から一歩も出ていない。

でも頭の中だけはザワザワして、無駄に家の掃除をがんばっちゃう。

そんな日、ありませんか?

私は、仕事を辞めてから、ほぼ毎日がそうでした。

「何もしてない」「何も生み出してない」 だから、自分の存在まで「価値がない」と思ってしまう。

今日はそんな時こそ、自分にやさしくありたいよねっていう、自分への覚書です。

この記事は、このような方におすすめです

  • 不妊治療後、人生の再構築に悩んでいる女性
  • 仕事を辞めて、自分の価値を見失いかけている人
  • 頑張り癖が抜けず、つい罪悪感で動いてしまう人
目次

「今日も何もできなかった」と、ため息をついた日

洗濯物も回せなかった。
冷蔵庫の野菜がしなしなになってるのに、見て見ぬふりをした。
スマホゲームだけはしてた。
SNSで「今日もがんばった!」って投稿見て、勝手に落ち込んだ。

午後には「今日はもうダメな日だ」って、勝手に決めてた。

こういう日って、なにより自分の声がうるさい。

「仕事してないなら、掃除でもしたら?」

「ごはんも、いつもより手がこんだものにしてみたら?」

「オムライスなんてどう?」

家で何もしていないと、罪悪感のようなものが生まれてきて、無駄に動いて消耗してしまっていた。

「何もしない=価値がない」と思っていた私

私はいつも頑張ることが癖になってた。

結婚してからは余計に「ちゃんとしなきゃ」と思っていた。

もう良い歳なんだし
妻なんだから
嫁なんだから
娘なんだから
40超えた社会人なんだから

ちゃんとしなきゃ、と思っていた。

不妊治療が終わって、目標も予定もない日がくると…正直こわかった。

SNSを見てると、みんなキラキラしてる。

働いて、子育てして、旅行して。

「私は仕事もしてないし。誰の役にも立ってない」って思い始めると、沼に堕ちるのは簡単だった。

本当は「休む」ことのほうが、ずっと難しかった

心も体も疲れてる。

でも、じっとしてると焦る。

「やることあるでしょ?」
「ぼーっとしてる場合じゃないでしょ?」 って、私の中の“ブラック上司”が私を働かせる。

でもさ、その声の正体ってたぶん、“不安”

世間に置いていかれるんじゃないか。
誰にも必要とされてないんじゃないか。
何もしてないと、自分が消えちゃう気がする。
子育てもしてないのに、家で休んでるだけって人としてヤバくない?

その不安が、「動け動け」って私を駆り立てる。

何をするにも全力でやっていた。
テレビ見るのも、SNS見るのも、なぜか全力でやっている自分がいた。
仕事をしていないことを後ろめたく思って、何かを取り戻すように掃除をした。
体にはいつもどこかチカラが入っていて、眠りが浅い日が続いた。

整体に行って、先生に転職活動の話をしていたら、

「しばらくゆっくりしたら?
体に”休め”サインが出てますよ」

と言われた。

「何もしない時間」が、私を少しずつ癒してくれた

ある日、あまりに動けなくて、スマホもテレビも見ないで、ぼーっとした。

そしたら、

「わたし、めっちゃ疲れてる」
「わたし、仕事やめたことで、かなり傷ついてる」

と急に気づいた。

涙が出た。

“何もしてない”ようで、心身はちゃんと、メッセージを送ってくれてた。

「ちょっと休んで」とSOSを出してくれていた。

それをずっと無視して、「休むな」とムチを打っていたのは他の誰でもない自分だった。

自分を“整える習慣”を、少しずつ取り入れる

最近は、そんな「がんばっちゃう」自分を許して癒し、整える習慣を少しずつ取り入れている。

たとえば——

  • 寝室やお風呂にスマホを持ち込まない
  • キラキラ系インスタアカウントのフォローをやめる
  • 悲しいニュースを積極的に見ない
  • 芸能人のゴシップ記事を読まない
  • 怪談オカルト系のYouTobe動画は見ない
  • 動画みながら皿洗いする、といったマルチタスクをやめる
  • 〇〇が終わったら…ではなく、〇〇の前に自分にご褒美をあげる
  • 静かな時間に、自分の“心の声”に耳をすませる

ほんの少しのことで、ノイズが減って、自分の輪郭がはっきりと見えてくる。

神経が休まって、呼吸が深くできるようになる。

上記に加えて、仕事で途中になっていた捨て活も再開した。

身の回りの不要な物を手放して、自分にとって何が本当に大切だったのか、改めて見つけていきたいと思っている。

まとめ:何もしない時間にも、ちゃんと意味がある

思いがけずポッカリと空いてしまった時間。

それは“リセット”だったり、“自分の声を聞く時”だったりする。

仕事をしてない私にも、ちゃんと価値がある。
何もしていないことを焦る必要なんてない。
生きているだけで、本当は誰かの役に立っている

ていうか、ここまで生きてきた自分を、もっと褒めて認めて信じてあげてもいいんじゃないか。

自分で自分を認めてあげられるようになると、不思議なもので周囲への感謝も自然に湧いてくる。

だから今日、もし何もできなくても、焦らず自分を追い込まず、ゆっくり深呼吸して休んでみる。

そしてまた、動きたくなったときが来たら、そのときに歩き出せばいいから。

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

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