子供を持たない精神的デメリットと5つの具体的アクション

こんにちは。だまブログ運営者のだまです。

子供を持たないデメリットを書き出した結果、下記4種類のデメリットに分類できることが分かりました。

  • 精神的デメリット
  • 経済的デメリット
  • 身体的デメリット
  • 生活面のデメリット

この中で一番厄介なのは、「精神的なデメリット」だと私は考えています。

なぜなら、精神的に不安定だと生活全てに悪影響を及ぼすからです。

ですので今回は、「子供を持たない」精神的デメリットと、それを軽減する具体的なアクション(対策)について書いていきたいと思っています。

この記事は、このような方におすすめです

  • 不妊治療を経て「子供を持たない」選択をした人
  • 「子供を持たない」精神的デメリットが知りたい人
  • 「子供を持たない」精神的デメリットに備えたい人

ということで、
今回の記事ではまず、精神的デメリットを洗い出し、デメリットによる将来的なリスクに備えるための具体的なアクション(対策)を提案していきたいと思います。

では、精神的なデメリットを洗い出していきましょう!

目次

なんとなくずっと感じる孤独感

孤独感の正体は疎外感だった!?

シンプルにずっと孤独感がつきまとう感覚がありませんか。

日曜のイオンとかニトリ、野外イベント、親戚の集まり。
子供を連れた家族を見て、孤独を強く感じる時が私はあります。

私は夫と2人暮らしで、何も問題が無ければこれから先もずっと2人暮らしです。
子供がいなければ孫もいないため、家族の人数が減ることはあっても増えることはありません

義理実家に行っても所在の無さがいつまでも抜けず、家族の一員になれた感覚は未だにない。
子供がいたら違ったんだろうな、と考えてもいないのだからどうしようもない。

夫婦2人を繋ぎとめる強い理由がないから、夫とも家族という感覚は薄く離婚もしやすいと感じています。

この何とも言えない「孤独感」の正体は「疎外感」に似ています。

友達も兄弟もみんな子育てをしていて、親は孫を育てている。
その誰とも価値観が合わなくなって、自分は「疎外されている」と感じる。

「子供を持たない」女性の多くは、その疎外感が、孤独感につながっていると思われます

それでは「なんとなくずっと孤独」というデメリットに対する、具体的なアクション(対策)を見ていきましょう。

対策:自分軸を持とう

子供がいない孤独感や疎外感は、原始時代の残留物だと知る

昔々、人々は支え合わないと生きていけませんでした。

特に日本人は農耕民族。日本人特有の協調性を重視する民族性は、この農耕文化でDNAに刻まれたものだと言われています。

群れからはぐれたら生きていけない。
仲間外れに飯はない。

そんなDNAによる防衛本能から、「子供を持たない」少数派になったことで、疎外感や不安が増したのだと思われます。

でも現在は2022年、群れからはぐれても余裕で生きていけますw。

狩りに行かなくても、お隣と米を分け合わなくても、普通にAmazonでポチれば、何でも買えますし、玄関先まで届けてくれます。

お金とスマホさえあれば、生きていけます。
そして、インターネットを通して日本中や世界中の「子供を持たない」人たちと、つながることも可能な時代なのです。

他人と比較せず、軸を自分に戻して、「自分はどうしたいのか」「自分を心地よくするのはどうすればいいのか」ということに集中しましょう。

その上で、誰かとつながりたいと思ったのなら、自分が心地よくいられる仲間を探してみたらいいのだと思います。

終わらない子なしハラスメント

子なしハラスメントはメンタルに悪影響

40代で子供がいないと、周囲からの「子なしハラスメント」を感じることありませんか

ある時は会話から、ある時は雰囲気で感じさせられる「子なしハラスメント」

「子なしハラスメント」をしてくる人の目的は、下記の通りいろいろあります。

①マウント
②承認欲求を満たしたい
③純粋な好奇心
④古い固定観念による価値観の押しつけ
⑤ただの世間話
⑥意地悪

相手に悪意があるなしに関わらず、「子なしハラスメント」を受けた側のメンタルへの影響は大きいですよね。

  • 少数派ゆえに周囲から理解されない
  • 女の人生を満喫してないと思わされる
  • いつまでも半人前と言われる
  • 風当たりが強い
  • 社会の役立たず的扱い
  • 生物として不完全であると思わせられる社会的圧力
  • 周囲は子持ちだらけで肩身がせまい
  • どこでも感じる変な負い目

「お子さんいくつ?」

「子供は作らないの?」

「旦那なんてアテに出来ないよ」

「最後に頼りになるのは子供だけだよ」

「お母さん、お子さんは?」

悪意があるのか、無いのか固定観念が強めの年配者ほど、いつでもどこでも聞いてきますよね。

マジでウザいですよね。
そしてマジでウザいのに、いちいち傷ついてしまう自分がいる

いつまで続くのか、この子なしハラスメント!

対策:必殺!質問返しブロック

「子なしハラスメント」を受けそうになったら、必要最低限のやりとりで会話を終わらせ、メンタルへの影響を最低限にとどめたい。

そのための具体的アクションを、「知人」と「他人」に分けて書いていきたいと思います。

①「知人」への具体的アクション

Aさん「子供はいるの?」

「ウチ子供はあきらめたんですよ
「Aさんはお子さんは?」

ここでいう「知人」は、久々に会った同級生の親レベルの知人を想定しています。

「子供はいるの?」という質問に対して、「子供はあきらめた」と答えるところがミソです。「子供はいない」と答えると、その理由を聞かれたり、老婆心から変な助言をされるのがオチだからです。

悪意の無さそうな知っている相手にならば、「子供はあきらめた」という事実を伏し目がちに答えて「Aさんのお子さんは?」と間髪入れずに質問返しすることで、相手の子供の話に話題をうつし、質問をできる限り早く終わらせることを目標にします。

②「他人」への具体的アクション

初対面の人でも、ズケズケとプライベートなことを聞いてくる人、いますよね。

Aさん「子供はいるの?」

「ウチ子供はいないんですよ
「Aさんはお子さんは?」

そんな人に対して「子供はあきらめた」などと事実を言う必要はないと思います。

「子供はあきらめた」というフレーズを口から出しながら、傷つく自分がいるからです。

かといって「子供はまだなんですよ」「子供は授かりものですからね~」なんてソフトに回答すると、相手に次の質問をさせるスキを与えてしまいます。
そんな質問にウソで答える時間は、この世で一番ムダな時間ですよね。

「ウチ子供はいないんですよ」に続いて「Aさんはお子さんは?」と間髪入れずに質問返しすることで、相手の子供の話に話題をうつし、さらなる質問をブロックすることができます。

もし、子供の話なんて聞きたかねーよ」というのであれば、

「ウチ子供はいないんですよ
「ちょ、トイレ行ってきますね」

などと、その場を離れるフレーズを言って、会話を強制終了しちゃいましょう。

初対面で子供の有無をズケズケと聞いてくるような人に対して、あなたが心を砕いて大人な対応をする必要はないです。
とっとと逃げちゃいましょう。

ずっと子持ちがうらやましい

隣の芝はいつまでも青い

  • 子持ちがうらやましい。
  • マタニティマークをつけた若い女性をみると恨めしい。
  • 若い女性は未来があるから、うらやましい。
  • SNSでも似たような環境や年齢の人が、次々ママになっていく姿を見せつけられてつらい。
  • SNSを見なけりゃいいのに、自分はまだマシだと感じたくてやめられない。

子供が欲しいのに手に入らなったため、子持ちがうらやましい気持ちがずっと抜けない

子持ちは子持ちなりの悩みや苦労があることは分かってる、でも体験したことがないから良い面しか見られない

子持ちの良い面しか見られないから、子供がいない悪い面が強調されて苦しくなってきます。

かなり視野が狭くなっている状態ですよね。

対策:自分の中の執着と向き合ってみる

子持ちをうらやむ思考が自分を追い詰めていく中、藁をもすがる思いで答えを探すなかで出会ったYouTuber 大愚和尚(たいぐ・おしょう)の動画をご紹介しますね。

大愚和尚とは、フォロワーの悩みに説法を交えて回答する動画を配信している、佛心宗の和尚さまです。

全エネルギー・全時間・全財産をつぎ込んで不妊治療を経て、自分の子を産むことに対する本能や執着を知り、それに執着したまま苦しんで生きるのか。別の道を探すのか。

考えるきっかけになったものです。

「生きがい」を外に求め続けている限り、心の安定はない。

私にはグサッとくる言葉でした。

大愚和尚の声も好きなんですよね。なんか落ち着くイケボです。

幸せな子なしロールモデルが少ない

子なしロールモデルがワンパターン

周囲に幸せな「子供がいない」理想的な既婚40代女性、いますか?
私の周りにはいません(自身含む)。

調査すると、幸せな「子供がいない」既婚女性のイメージがワンパターン化している現状に気づかされます。

例えば幸せな「子供がいない」既婚女性のイメージとは、こんな感じでしょうか。

  • 若い見た目
  • やりがいのある仕事を見つけバリバリこなしている
  • 夫に愛されて夫婦関係も良好
  • 夫の仕事を影武者のように支えている
  • 多趣味
  • ペットを飼っている
  • 社会貢献している

「子供がいない」のであれば、バリバリ仕事をしてイキイキしていないといけないのか?

多趣味で活動的で夫との関係も良く社会貢献をしなければ、いけないのか?

「子供がいない」ことを他の何かで埋めて、存在価値を上げなければならないのか?

特別なことをして、何かを成し遂げなければ私たちに存在価値はないのか?

・・・

・・・

・・・

・・・

そんなわけねーーー

すみません。言葉が荒ぶりました。

対策:アドラー心理学で新しい価値観を学んでみる

「子供がいない」ことをペットや他の何かで埋めることや、何かを成し遂げることでしか、自分の存在を肯定できないという価値感は、とても危ういし脆弱です。

なぜなら、それを失ったとき、また自分の存在を肯定できなくなるからです。

その価値観でいる限り、ずっと追われることになる。終わりのない戦い。

ではどうしたらいいのか。
どうしたら、なにか特別なことをしなくとも、自分に価値はあると思えるのか。

それには今までの人生で培ってきた、あらゆる偏見や思考の癖に気づき、壮大な価値観の変換を必要としますからね。大仕事です。

まずは、アドラー心理学「嫌われる勇気」(古賀史健と岸見一郎 共著)を読んでみてください。

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一緒に自分の幸せを探していきましょう。

生に対する執着がなくなりがち

「生きがい」を見失いがちになる

私自身、「子供を持たない」選択をしたことで「生きがい」を見失った気がしました。

女性に生まれたからには本能として「子供を産み育てたい」という欲求を誰しも持っているのだと思います。

本能の部分の「母になりたい」という欲求は強力で、意思では抗(あらが)えないと感じました。

それに加え、私の場合は男尊女卑の家庭に生まれ、自分が女性であることにずっと不満だったことも「母」になることへの執着を生んだ気がしています。

「子供を産む」ことは女性しかできないこと。
そうすることで女性としての自分の性を認められるのではないか。
「女性としての幸せや生きがい」を芯から感じられるのではないか。

そんな期待をしていたのですが、母になる願いは叶いませんでした。

本能としての「母」になることへの欲求、社会からの見えないプレッシャー、周囲の無理解、いつまでも消えない不完全感。生い立ちによる執着。

なぜこんなにも「子供を持たない」ことで、苦しく肩身狭い思いをしないければならないのか?

「もう全部終わりにしたい。面倒くさい。」

そう思う日も何度もありました。

対策:自分の機嫌をとりながら、一日をとりあえず生きる

もう十分に私たちは苦しんだと思います。
もうあとは、「自分の機嫌をとりながら、一日をとりあえず生きる」ことができたら、それで十分だと思うのです。

誰より、今の自分を生きやすくしたいから、自分の機嫌を取りながらとりあえず一日を生きるんです。

「どうやって自分の機嫌を取ったらいいのかわからない!」という方は、とりあえずトイレを我慢しないことから始めてみてください。

自分の機嫌を取りながら、一日を生きるだけで十分なのです。

いろいろな事情で苦しい中にいながらも、とりあえず生きてくれた祖母の世代や、母の世代の女性たちがいたから、この世界は女性にとって少しずつ生きやすい世界になってきました。

だから、私たちがとりあえず一日を生きることで、それが次世代への「子供を持たない女性」の道になると思うのです。

そしたらいつか「子供を持たない」人生でも幸せだよ。

そう思える時が来るかもしれない。その可能性は、捨てないでおいてほしいのです。

「生きがい」について、もっと読みたいという方は、深堀りした別記事【子供を持てなかった40代女性の「生きがい」探し】を読んでみてください。

まとめ

今回は【子供を持たない精神的デメリットと5つの具体的アクション】に関して、書いてみました。

精神的デメリットと対策には下記の5つがありましたね。

①なんとなくずっと感じる孤独感
>対策:自分軸を持とう
②終わらない子なしハラスメント
>対策:必殺!質問返しブロック
③ずっと子持ちがうらやましい
>対策:自分の中の執着と向き合ってみる
④幸せな子なしロールモデルが少ない
>対策:アドラー心理学で新しい価値観を学んでみる
⑤生に対する執着がなくなりがち
>対策:自分の機嫌をとりながら、一日をとりあえず生きる

中でも以下の3つのポイントが特に書きたかったことです。

・子なしハラスメントしてくる人も、自分の人生に不安を抱えている

・子供がいないことを他の何かで無理に埋めようとしない

・それでも生きることに意味がある

それぞれのデメリットに対して対策を行うことで、今抱えている苦痛が改善するかもしれないし変わらないかもしれない。

それでも、何かのアクションを起こすことで、未来は必ず変わっていきます。

一緒にアクション起こしていきませんか?

私の記事が、読んだ方の心を少しでも軽くできたのならば、とてもうれしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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