【ハマるか?】子なし40代女性マラソンという新しい趣味

こんにちは!だまブログ運営者のだまです。

今回は、大人になって初めて参加したマラソン大会の感想を書いていきたいと思います。

この記事は、このような方におすすめです

  • 不妊治療を経て「子供を持たない」選択をした人
  • 「子供を持たない」選択をし、新しい趣味を見つけたいと思っている人
  • 新しいことに挑戦したいけど、なかなか始められない人

そもそも私は運動が嫌いです。
信号が赤になりそうな時も走らず次を待つほど、走るのも嫌いです。
そんな私が、なぜマラソン大会に参加することになったのか。

それは不妊治療を終えた直後で、心身共に腐りきって生活をしていたある日の事でした。
突然すべてに嫌気がさして、

この状況を打破したい
なんでも良いから自分の殻を破りたい
自分の世界を変えるような経験がしたい!と思い

そうだ!こんな時こそマラソンだ!


と勢いでマラソン大会(10キロ)に申し込みをしてしまったからです。

申し込んだのは8月末でマラソン大会は11月上旬開催。
練習期間は約2か月です。

結果、ド素人で走ることが大嫌いだった私が、少しの準備期間で10キロのマラソン大会を完走することできました。

今回は大会に向けてやった練習方法や続けるコツ、大会を通して感じたことなどを書いていきたいと思います。

目次

そもそもなぜマラソンだったのか?

なぜマラソンだったのか。理由は下記です。

  • 夫がマラソン好きだった
  • マラソンの魅力が知りたい
  • 運動習慣をつけろとホリエモンが言ってた
  • シンプルに痩せたい
  • 走ってる人って皆幸せそう

夫は数年前から年に何回かフルマラソンの大会に参加するほど、マラソンにハマっていました。
私はその大会に応援で同行することもあったのですが、

お金払ってツライ思いするなんて意味不明
どうせドMのやる所業でしょ?

と鼻で笑っていました。


でも、大会で見かける人たちは皆ツラそうだけど、とにかく元気で明るい。
夫を見ていても、なんだか一人でとっても楽しそう。

マラソン(走るということ)には、何かとんでもない魅力があるんじゃないかと気になっていました。

大会で汗だくで走り抜ける夫や、その他のマラソン大会に参加している人たちを沿道から見ていたときに脳裏によぎったのは、ブレネー・ブラウン博士がTEDでスピーチした時に引用した、ルーズベルトのThe Man in the Arena(競技場に立つ人)という有名な言葉でした。

It is not the critic who counts; not the man who points out how the strong man stumbles, or where the doer of deeds could have done them better.

The credit belongs to the man who is actually in the arena, whose face is marred by dust and sweat and blood; who strives valiantly; who errs, who comes short again and again, because there is no effort without error and shortcoming; but who does actually strive to do the deeds; who knows great enthusiasms, the great devotions; who spends himself in a worthy cause; who at the best knows in the end the triumph of high achievement, and who at the worst, if he fails, at least fails while daring greatly, so that his place shall never be with those cold and timid souls who neither know victory nor defeat.

批判する人に価値は無い 
観客席から行動した人間を指して どうすれば良かったとか 
どんな風に躓き失敗したのかと 指摘するだけの人に価値は無い 
埃と血と汗にまみれて努力した 競技場に立つ人に名誉は与えられるのだ 
競技場に立つ人は うまくいけば勝利を得るし 失敗すれば敗北を喫する 
しかし失敗し 敗北したとしても それは果敢に挑んだ結果なのだ

Teddy Roosevelt

鼻で笑って外から批判していないで、一度飛び込んで当事者になってみると見方が変わるかもしれない。

私は批判する側の人間ではなく、競技場に立って挑戦する側の人間になりたい。
そんな気持ちから、腐っていた自分を奮い立させたのでした。

ブラウン博士のTEDスピーチおすすめです。
恥や傷つきやすいことは、人間が幸せを感じるために必須な感情であると教えてくれます。

大会へ向けた練習 スマートウォッチでモチベアップ

実は2年ほど前にも、今回と同じく10キロ走るマラソン大会に申し込んだことがありました。
ですがコロナで大会自体が中止になり、モチベも続かず走ることもやめてしまいました。

あれから2年、改めてマラソン大会に向けた練習を始めました。

2年前と違う点は、練習に新しいアイテムが導入されたことです。
それが、

スマートウォッチ!(夫のおさがり、GARMIN Forerunner® 35)

今回の10キロマラソン完走の決め手は、このアイテムにあったと言っても過言ではないと思っています。

スマートウォッチとスマホアプリが連動でき、走った距離がスマホで視覚化できたことが特に良かった!

参考:GARMIN CONNECT MOBILE

練習で走った距離やタイムを正確に測り、視覚化することでモチベが爆上がったのです。

練習ごとに走る距離を少しずつ延ばすことで、徐々に走れる距離が長くなっていったのです。

視覚化するってこんなに大事だったんだ!

マラソン大会に参加した感想

約2か月の練習で、継続して走れるようになった距離は約5キロ。
これが大会3日前の状況でした。

大会で走るのは10キロ。シンプルに倍ですね。
正直不安でした。

あとは大会当日のアドレナリンに頼ろうと腹を決めました。



そしていよいよ大会当日。
朝10時30分にスタート!

大会当日の天候は晴天。大会のコースは海沿いの田舎道です。
約1000人で10キロ完走を目指して走ります。
制限時間は80分!
1キロあたり8分以内で走らないと失格となります。

0km~3km

スタート直後、脇腹が痛くなり左のシューズに小石が入っていることに気づく。
練習で1回も入ったことがない小石。
本番で入るのか小石。
無視できずに一旦止まって小石を取り除く(タイムロス)。

脇腹の痛みは3キロ走ったころに治る。

1キロ7分40秒ペース。

3km~6km

めちゃくちゃしんどい。
でも小石が取れたのと、脇腹の痛みがとれたので何とか走り続ける。

少し前を走るターゲットを決め、その人を抜くことを目標に走る。
抜きつ、抜かれつつを繰り返す。

スマートウォッチを確認すると、1キロ6分50秒ペース。
こんなに早いペースで走ったことはない。
これが本番のアドレナリンのチカラなのだと実感する。

5kmの折り返し地点で給水。息があがって水が飲みたいのに空気も一緒に飲んでしまう。

ゲホゲホなんそれ。

6km~9km

大会に参加したこと後悔する。
なんでこんなツライことを、わざわざ休日の早朝に、お金払って、日焼けしながらやっているのだ自分???

そんな考えがぐるぐるぐるぐる止まらない。

足は鉛のように重い、さっき腰の曲がった高齢者ランナーに抜かされた。
それでも走る。
もはや早歩きした方が早いのでは?というペースだけど、とりあえず走る。

沿道の応援者が「あと1.5キロ!もうちょっと!」と声をかけてくれた。

なぜか泣きそうになった。

9km~ゴール

最後の1キロは上り坂。
制限時間の80分は目前。

ああもう止まってしまいたい。
でもここで止まりたくない。

なんか泣きたい。
グズる気持ちを抱えながら走っていたら、どこからともなく音楽が聞こえてきた。

その音楽が聞こえる方に目をやると、パネルを持った20歳くらいの男の子が沿道に立っているのが見えた。

男の子に近づくと、音楽はAKB48の「365日の紙飛行機」でパネルには「一番大切なのは、どう飛んだか」と書いてあることに気づいた。


その言葉になぜかものすごく励まされた。
男の子は、走っている人たちひとり一人に親指を立てて応援してくれていた。


そうだよね。
どこの目的地に着いたではなく、人生をどう飛んだのかが一番大切だよね、と

勝手に内容を膨らませて自分の人生に転換し、勝手にジーンとした。

ありがとう少年、とダブルで親指を立てて挨拶した。

おかげで制限時間内、75分で完走!

ケガもなく膝を痛めることもなく、走り終わることができました。

まとめ

以上、今回は【子なし40代女性【ハマるか?】マラソンという新しい趣味】という内容で書いてみました。

9キロ地点までは「もう二度とマラソンなんて参加しない」と思っていたのに、
完走後は「また機会を作って参加してみたい」に気持ちが変わっていることに驚きました。

日ごろから練習を重ねて、本番でその練習成果を発表する。
本番に参加してみないと分からなかった気持ちも、たくさん感じることができました。

何か新しいことを始めたいのに、腰が重くて後回しにしていることがあるなら、
とりあえず申し込んで、あとはやるしかないという状況を作ってみるのも良いかもしれません。

軽い気持ちで挑戦したことが生涯の趣味に変わることがあったら、うれしいですもんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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