無価値感を手放す方法!体の声を聴いたら本心が見えてくる

こんにちは
だまブログ運営者のだまです

最近知った言葉「無価値感」。

子供を持たない人生が決まってから、ずっと感じていたこの感覚は「無価値感」だったんだと気づきました。

無価値感を抱えながら暮らす中、突然海外に出張することに。

その出張先で起こった出来事によって、
抱えていた無価値感が消え去り「生きたい!」という気持ちが自分の中にあることに気づくことができました。

今回は、なぜ無価値感が消え去ったのか、出張先で体験したストーリーを元に無価値感の手放し方についても書いていきたいと思います。

この記事は、このような方におすすめです

  • 不妊治療を経て「子供を持たない」選択をした人
  • 無価値感に苦しんでいる人
  • 無価値感の手放し方を知りたい人
目次

無価値感とは?

無価値感(むかちかかん)とは、自分自身や自分の人生について、自分が価値がないと感じることを指します。

自分に自信が持てず、自分を否定的に評価してしまう状態です。

無価値感は、さまざまな原因によって引き起こされます。

例えば、過去の失敗やトラウマ、批判や否定的な評価を受けた経験、社会的比較や自己評価の基準が高すぎることなどが原因として挙げられます。

無価値感は、うつ病や不安障害などの精神的な問題の症状として現れることがあります。
また、人間関係や職場でのストレス、ライフイベントなどによっても引き起こされることがあります。

ChatGPTより引用

子供を一生持たない人生が決まった時、
自分の存在意義や、生きる意味、それら全てに「?」が付いてしまったんです。

人間のほとんどが親になっているのに自分はなれない、自分は人間として劣っているのだと思い込んでしまった。

劣っているから生きる意味も無いのだ、という考えに取りつかれてしまった。

その考えが頭から離れなくなり、日常は苦しいものに変わってしまいました。

命の危機を感じて気づいた 体は生きたいと思っている

無価値感に思考を乗っ取られて暮らす中、突然アメリカに出張することになりました。

どうせ何も失うものなどない。
日本にいなくてはいけない理由もない。
私がいないと死んでしまう存在もいない。

夫も全然1人で平気そうだ。

荒んだ気持ちで旅立ちました。

夜7時、アメリカの空港に到着した私と同僚A&B。

業務上必要のため、AとBは各自でレンタカーを借りました。
同僚Aはアメリカで運転経験のあり、同僚Bは左ハンドルの車を運転することすら初めて。
Aが先導し、Bの車をホテルまで誘導することになりました。

私は同僚Bをサポートするため、Bの運転する車の助手席に乗りました。

運転がスタートし数分後、同僚Aは道に迷ったような運転をしだします。

手元のスマホナビはハイウェイに乗れと指示してる…

あれ?
Aもナビセットしてたよね?

同僚Aは迷ったあげくパニくったのか、
突然車線変更をし、2車線またいだハイウェイに乗るための車の列に無理やり割り込みをした。

同じ様に割り込むことができなかったBは、
そのまま後続車にあおられて直線せざるを得ず、Aと別の道を行くことになった。



最悪 あいつなんなん

華麗に裏切って去っていったAに対して、
どす黒い気持ちが沸き上がったが、そんなことを考えている暇はない。

先導車はハイウェイへ去った。
幸い手元にはホテルまでの道をナビしているスマホがある。

私と同僚Bは腹をくくり、運転を再開した。
私たちは自力でホテルまで行かなければならない

・・・・

・・・・

・・・・

結論、無事ホテルまで到着!

しかしホテルまでの道中、生きた心地がしなかった。

夜なのに交通量が多い!

ハイウェイのスピードえぐい!

アメリカのハイウェイ交通ルール複雑!!

同僚Bの運転が怖すぎる!!!!

私は助手席に乗っている間、生き残ることに必死で同僚Bをサポートしました。

とにかくここで死ぬわけにはいかない。
死にたくない。
命綱のスマホを汗べったりの手で握り締め、鬼の形相でナビしました。

私も同僚も半泣きで無事ホテルに着いたときは、心の底から奇跡に感謝しました。

そんな出張初日から数日経過。

ふとアメリカに来る前の荒んだ気持ちを思い出して、気づきました。

日本では「生きてる意味がわかんない、今すぐ死んでも後悔なんかしない」と思っていました。

でも、いざ命の危険を感じるような状況に陥った途端に

「死にたくない!」と全力で生き残ろうとしてたの、誰?

これって私の本心は「生きたい」と思っているってことだよね?

体はいつでも生きる気マンマン

命の危機を体験したことで、私は自分の本心に気づくことができました。

非常事態での心身の動きは、混じりっ気なしの本心だと思います。

そんな考えを巡られている中、大愚和尚のYoutubeでタイムリーな動画を見つけました。

和尚はこう説いています。

自暴自棄になったら、一度壁を拳で力一杯ぶん殴ってみるといい。

殴った手から血が出るかもしれない。

でも、時間が経てば血は止まりかさぶたになっていく。

思考がどれだけ自暴自棄になっても、体はいつでも治そうとする。

体はいつでも生きたい。生きることを迷わない。

迷うのはいつも思考だけ。

Youtube内より引用

でもね、本当は心も生きたいのだと私は思います。

命の危機に遭遇すると、
みんなきっと生き残ろうとすると思う。

それが本心なのだと思います。

本当は生きたいのに、無価値感に取りつかれてしまった理由とは?

私は自分の本心を、命の危機を感じたことで知ることができました。

ではなぜ、日常では無価値感に取りつかれてしまっていたのか。

アドラー心理学では、今の「目的」を達成するために、人間は感情を作りだしていると考えます。

例えば不安障害で外に出られない人は、
不安だから外に出られない訳ではなく、
外に出ないために「不安」という気持ちを作り出して、外に出なくて済む状況を作り出しているのだと。

アドラー心理学を初めて知った人だと、少し分かりづらいですよね。
もう一つ他の例えを挙げるとしたら、

赤面症の子が、赤面してしまうから好きな子に告白できないと悩んでいる。

でも赤面症だから告白できないのではなく、
告白して振られる状況を回避したくて、
赤面症という症状を作り出し告白して傷つく状況を避ける目的を達成している、
とアドラー心理学では考えます。

なかなか理解しづらい定義なのですが、
これに当てはめて今回の私の無価値感を考えてみたいと思います。

私が「無価値感」を作り出して達成したかった「目的」とは。。。

無価値感を感じていると心が荒む
→荒むと人生に期待しなくなる
→期待しても裏切られる
→期待して裏切られると傷つく
→傷つくことは避けたい
→傷つくと自己肯定感が下がる
→自分を劣等感を感じる状況から遠ざけたい
→自分を守りたい

正当防衛!?自己防衛本能!?


結局、期待して裏切られて傷つきたくない


これに尽きるような気がしてきました。

無価値感を手放す方法とは?

私の場合、これまでの人生クソみたいな存在意義にしがみついていた訳です。

英語ができるとか、人より若く見えるとか、人生を謳歌しているように見えるとか。
クソみたいなポイントに、ずっとしがみついていた訳ですよ。

それがコロナで失業したり、不妊で子供が持てないと決定したりして、しがみついてたものが、とんでもなく脆いものだと知ったんですよね。

そりゃもう生きていけない訳ですよ。
人より優れていると思わないと生きていけなかった。

人より優れている(と思い込んでる)点にしがみついて、ようやく自分を立てていたんですよね。

これって「エゴ」以外の何物でもないんですよね。

人より優れていないと生きる意味がないのか
人より優れていないと生きられないのか

そんなことないですよね
産めないことで感じる劣等感

それもただのエゴ(思い込み)なんですよね

英語なんかできなくても、若くなくても、子供いなくても、とにかく生きたいんですよね、私の心身は。

しかも実際に生きていけるんですよ!
しがみつく物なんて無くても実際は立っていられるんですよ。
傷ついても勝手に治るんですよ。
傷ついても大丈夫なんですよね。

エゴ=肥大した自己愛なんですよね
自分を傷つくことから守りたいんです。

それは悪いことではなくて、強くなりすぎたエゴも今までの人生では必要だったんです
自分を守るために必要だった

でも、少し傷ついても大丈夫そうかも。
脆いものにしがみつくのも、そろそろ手が疲れてきたな。

そろそろこの脆い命綱を手放しでもいいかも?
と思ったら、

身軽になる良いタイミングなのかもしれないですね

あなたが今、無価値感を感じているのであれば、その気持ちを否定せず認識してみてください。

そして、心身の「生きたい」という声を聴いて、あなたの本心を見つめてみてください。

まとめ

以上、今回は【無価値感を手放す方法!体の声を聴いたら本心が見えてくる】について書いてみました。

記事で特に言いたかったのは下記です。

  1. 無価値感は思い込みによる自己防衛本能
  2. 心身はいつも生きたい迷わない
  3. 無価値感を手放すには、自分の気持ちを認識することが第一歩
  4. 傷ついても勝手に治る

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
この記事であなたの気持ちが少しでも軽くなったのだとしたら、とてもうれしいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次