こんにちは
だまブログ管理人のだまです。
私はあがり症歴30年のベテランです。
前職であがり症が悪化したため、昨年末から「あがり症専門 克服オンラインサロン」に入って、講習やカウンセリングを受けています。
サロンに入って知ったのですが、あがり症の人は自己肯定感が低い人が多いらしく、私も例にもれず自己肯定感が低い自覚がありました。
過去にも自己肯定感について記事を書いてます。
そのあがり症克服サロンの講習の中に、自己肯定感を専門にしたカウンセラーが主催する講習会があるんです。
私はその講習で自己肯定感について改めて勉強し、自分の自己肯定感について深堀りするようになりました。
その結果、自己肯定感について一つの答えにたどり着いた気がしています。
その答えとは、
自己肯定感の低さを自分で(無意識に)作り続けてきた、という残酷な事実でした。
今日は、サロンで勉強することで気づいた自己肯定感の本質や、真のブレない自己肯定感の高め方についても書いていきたいと思います。
この記事は、このような方におすすめです
- 自己肯定感の低さに悩んでいる人
- 自己肯定感を高める方法が知りたい人
- 自己肯定感の本質が知りたい人
自己肯定感は2段階ある
自己肯定感専門カウンセラーによると、自己肯定感は下記2段階で成り立っているそうです。
①無条件の肯定感=土台
②条件による肯定感=オプション
土台になるのが①の無条件の肯定。
意味はそのまま、無条件にありのままの自分を肯定できる感覚のことです。
①は主に幼少期に、親や周囲からありのままの自分を肯定されることで形成されます。
そして②条件による肯定感は、土台の上に積み重ねるオプションの肯定感。
条件があることで形成される自己肯定感のことです。
条件とは例えば、お金・学歴・容姿・資格・健康・能力・地位などになります。
ここでポイントとなるのは、
土台となる①無条件の肯定感が安定していないと、
②条件による肯定感をどれだけ上に積み上げても、不安定な自己肯定感になってしまうという点です。
私は育った環境やイジメられた体験から、無条件の肯定感がガタガタな状態でした
自己肯定感=この世の存在許可?
①無条件の自己肯定感が高い(整っている)状態とは、ありのままの自分に対して欠点も含めてOKを出せている状態のことを指します。
私にとって自己肯定感とは「この世での存在許可」のような感覚だったのだと、講座で勉強することで気づきました。
無条件の自己肯定感が本当に低かったので、自分ではどこか「私大丈夫?私足りてる?」と常に不安でした。
だから、オプションの条件を上に必死で積んで、「私この世に存在していいですよね?」
と誰かに承認を求めていたのです。
その誰かは、親、彼氏(当時の)、上司、友達、夫などでした。
だから、誰といても何だか疲れる。
頑張ってないと、そこに存在してはいけないと思っているから、いつもどこか気を張っていて無理しいました。
そして、コロナによる失業や不妊、加齢、健康不安などで条件による自己肯定感(オプション)も失い、ガタガタに不安定になってしまったのです。
一生懸命オプションの条件で自己肯定感を補ってきたのに、積み上げてきたものが総崩れしてしまったのです。
まさにアイデンティティの危機でした。
この世に存在してもいいと、自分で思えないんです。
もう消えてしまいたいと思う夜が続きました。
どんな人であろうと、この世にいてはいけない人なんて、
誰一人としていないんだけどね
自己肯定感が低い=自分を守るのに必死?
アイデンティティの危機に陥ったとき、
私がどんな状態になったかというと…..
誰に対しても
めっちゃくちゃ攻撃的になりました。
その時の心境は、
こんなに頑張っているのに、まだ足りないの?
こんなに頑張ってきたのに、誰も認めてくれない
報われない
私の存在に承認をくれない
まだ、この世に存在していい権利ないの?
なんで!
よこせ!!!!
ヤバい奴ですよね…
別に相手にも私を認める義理などないのも関わらず、他者に承認を求めずにはいられなかったんです。
認めてくれていない感覚も、被害者妄想もあったと思うし、当時は過剰に反応していたと今なら思えます。
多分、今思えば自分を守るのに必死だったんです。
この世での私の存在意義を守りたかったんですよ。
私は無価値ではない。
自分を正当化しないと立っていられなかった。
無価値な人間はこの世にいられない、と思い込んでましたからね。
そして、認めてくれない他者を攻撃して、
思うように出来ない自分を否定して、
そのあとは燃え尽きて、
燃えカスみたいに元気がなくなっていきました。
オプションの条件による自己肯定感がくずれ、自分の無条件の自己肯定感の低さについて深堀りすることになりました
無条件の自己肯定感を与えられるのは親だけ?
条件による自己肯定感を失って、気づいちゃったんですよね。
私が自分に無条件の存在許可を与えていなかったから、誰かからの承認が常に必要だっただけだと。
誰かから補ってもらわないと、自分を認められなったんです。
いろいろ自己肯定感とか存在意義とか、承認欲求とか難しい単語をならべて、ごちゃごちゃ言ってるけど、
ただ
「あなたは、あなたのままで、ここにいていいよ」
これを言ってほしかったんです。
誰かに、親に、夫に。
無条件にありのままの私を愛してほしかったんです。
でも大人になって、無条件に私を愛して、無条件に存在許可や価値をくれる存在なんて、
私以外なれるわけないと気づいちゃったんですよ。
今さら、年老いた両親から無条件に愛してよ(バブー)なんて言えないし無理だし、
夫は無条件に愛し合う関係というか、お互いに支え合うチーム。
私はもう赤ちゃんじゃないから、他者とはお互い支え合う関係なわけですよ。
何が問題だったかというと、
私が私自身の無条件の存在価値を疑っていたこと
私が私自身の無条件の存在価値を否定していたこと、だと思うんです。
小さいころ、ありのままの自分として生きられなかった。
だから、無条件の自己肯定感が不安定な状態で大人になってしまった。
そして、条件付きの自己肯定感でどうにか自分を保ってきたけど、それも失われたときに、自分も見失ってしまった。
必死で、条件付きの自己肯定感を取り戻そうと無理して、あがり症が悪化してしまった….
でもね、悪いことばっかりではなかったんです。
それがあったから、あがり症克服サロンに入って信頼できるカウンセラーや仲間と出会い、
自己肯定感に関して知れて、
自分と向き合い、
気づきをたくさん得られました。
気づけたならば、あとは変えていけばいいだけなんです。
他人は変えられないので、自分から楽に生きれるように変えていけばいいだけです。
人間万事塞翁が馬
チャンスがピンチの顔してやってきたんだと、今は思えています。
このピンチをチャンスに変えられるよう、私は私に無条件の存在価値&許可を与えたいと思っています。
では、その方法を詳しくみていきましょう
無条件の自己肯定感の高め方
では、無条件の自己肯定感を自分で高める方法を、詳しくみていきましょう。
無条件の自己肯定感が高い状態とは、ありのままの自分を欠点も含めてOKを出せている状態ですね。
無能で無価値で無責任な自分でも、この世にいてヨシ!と思える感覚です。
対策①ありのままの自分を許す
無条件の自己肯定感が低い人は、ありのままの自分にNGを出し続けている人が多いです。
こんなこと考えてしまう自分は嫌なヤツだ
稼げない自分はダメだ
あれこれ心配している自分は弱いダメなヤツだ
こんなふうに、自分の言動に対して批判して否定していませんか?
そんな自分のネガティブな思考や行動に気づいても、「そんなこと考えちゃダメだ」と自分を否定しないことが大切です。
まず、ありのままの自分を自分で受け入れてあげましょう。
「そっか、そういうふうに感じるんだね、不安だもんね仕方ないね」
と、自分のネガティブな思考や行動を、許して受け入れてあげましょう。
②どんなときも自分の味方でいると決める
無条件の自己肯定感が低い人は、無意識に自己否定を続けている場合が多いです。
無意識だし、長年の思考の癖は、そんなにすぐには変えられないのが現実です。
でも、今からでも「自分は自分の味方になる」と意識的に決めることが大切です。
決めることで、無意識に自己否定していることに気づいたとき、思考や行動の転換が意識的にできるようになります。
「あ、私また自己否定して、自分イジメしちゃってた。や~めよ」と切り替えられるわけです。
あなたが何もしなくても、誰かがあなたのことを否定することもあるだろうし、ときには嫌って敵になってしまうこともあるでしょう。
だから、わざわざ自分まで自分のことを否定してイジめることはないです。
自分だけは自分のことをイジメない、
どんなときでも私は私の味方であると決めて欲しいのです。
きっとそんな自分をすごく心強いと感じると思います。
③ご褒美は事後じゃなく事前に!
あなたは、ありのままの自分を否定して、叩いて、自分イジメをしてきませんでしたか?
ありのままの自分じゃ足りない、
あれもこれも出来ないといけない。
こうあるべき、こうあらねば、
この世に存在する価値がない。
ねえ、そういうのもうやめませんか?
今までがんばってきた自分がかわいそうですよね。
私たち、今までがんばってきましたよね。
ここに、今まで何にもがんばってこなかった人はいないと思うんです。
誰より近くで自分の努力を見ていた自分が、
「まだまだ足りない!もっとがんばれ!!!」とムチ打ってきたんですよ。
あ~かわいそう。
「足りない!」と感じてしまう自分も否定せずに抱きしめて、もう少し肩のチカラをゆるめて、楽に自分らしく生きていいんですよ。
それで離れていく人がいたら、
そんな奴こっちから願い下げ、
くらいのマインドでいいんですよ。
だって自分は隣で見てきたじゃないですか。
これまでの自分の涙を、努力を、見てきたじゃないですか。
そのおかげで、今自分は存在しているし、
ここまで生きてこられたんです。
それをまず気づいて、ねぎらってあげましょう。
だから、ご褒美だって事後じゃなくて、事前にあげちゃいましょう。
掃除したらビール飲もう~、じゃないんですよ。
掃除する前にビール飲んだっていいんですよ。
気楽にありのままの自分を認めて、無条件の自己肯定感を一緒に高めていきましょう
迷ったときは親友として決める
無条件の自己肯定感を自分で高めていこうと決めたあと、何かを決めないといけない時など、選択に迷うことがあるかもしれません。
今までの自分だったら、
無理する道を選んで苦しむことになっていたかもしれない。
なのでこれから選択に迷ったときは、
「親友として自分にアドバイスする」のがオススメです。
親友には、
健康でいてほしいし、
笑顔でいてほしいし、
自分を追い込んでほしくないし、
やりたいことをやって幸せになって欲しいですよね。
だから、迷い事に対して親友としての客観的な視点で考えて、
自分のためになる、
自分を追い込まない、
自分を幸せにする選択をしていってほしいな、と思います。
まとめ
以上、今回は「ブレない自己肯定感は中年からでも作れる 今すぐできる対策3つ!」について書いてみました。
特に言いたかったのは、下記の通りです。
- 自己肯定感は2段階ある
- 条件付きの自己肯定感は不安定なもの
- 大人になってからの無条件の自己肯定感は自分であげるしかない
- 自分との関係は何歳からでもやり直せる
自己肯定感が低いことは悪いことばかりではないです。
その低い自己肯定感を補うことがモチベになって、自分を磨いたり、資格を取得したり、仕事をがんばってこれたところもあります。
でもその努力が無理にかわって、自分をイジメて否定して、追い込んでしまうと、心や体が悲鳴をあげてしまいます。
自分をイジメずに、健全に成長する道もあるのです。
あなたにもぜひ、そんな道を選んで欲しいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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