「気にしすぎ」は欠陥じゃなかった|HSP気質の私が気づいた“生き延びるためのセンサー”

こんにちは
だまブログ管理人のだまです。

今日はちょっと真面目な話。

テーマは――
「生き延びるために発達したセンサー」

人の顔色を気にしすぎる。
空気を読みすぎて疲れる。
人の言葉に傷つきやすい。

そんな過敏すぎる性質は「欠陥」だと思っていませんか?

私は長い間そう思っていました。

でもカウンセリングや自己理解を深める中で、
あることに気づきました。

それは――

この感受性は壊れているのではなく、
生き延びるために発達したセンサーだったということです。

今回は、そんな気づきの話を書いていきたいと思います。

この記事は、このような方におすすめです

  • 他人に気をつかいすぎてメンタルが削られている人
  • HSP気質だと思っている人
  • 感受性が強すぎて疲弊している人
目次

■「気にしすぎ」の正体|HSP気質の生きづらさ

ずっと思っていました。

「わたし、ちょっとおかしいのかも」って。

・音や光に敏感
・人の表情を読みすぎる
・変化に敏感
・緊張場面が大の苦手
・傷つきやすい

とにかくとっても「生きづらい」。

こんな自分は「欠陥品」だから直そうとしました。

気にしない練習。
ポジティブ思考になる練習。
自己肯定感アップ。

でも・・・

頭で理解しても、
無意識に起こる反応って止まらない

気にしないぞ

気にする

「ほらまた!」

自分を責める

無限ループが終わらないんです。

なぜ感度高センサーが発達したのか

もともと持っていたHSP気味の過敏な感覚に加え、歳を重ねて悪化した不安と、不妊治療や環境の変化によるストレスであがり症が悪化。

カウンセリングを受けたり、講座に通ったりして分かったこと、それは、

過敏な感覚や反応は
「自分を守るための防御反応」だということ。

傷つく可能性があること、
また過去に傷ついたことから学んで、
その再発を回避しようとして、
心身がフル稼働し、
その傷つく状況から自分を守ろうとしていた。

すべては
「自分のため」
「生きるため=生存戦略」だったわけです。

よく見てみると、わたしは

・相手の微妙な表情に気づく
・言葉の裏の感情を読み取る
・場の空気の変化を察知する

つまり、センサー感度が高い。

みんなが大なり小なり持っているこのセンサーが、人より感度が高くなった理由は・・

HSP気味の体質に加え、後天的に育まれた「価値観」により、歳と共に強化されていったわけです。

わたしが持つ主な価値観とは、

見捨てられたくない。
安心できる場所を失いたくない。
嫌われたくない。

だから相手の変化や期待を
いち早く察知する能力が必要だった。

だからセンサーは欠陥品じゃなかったんです。
生き延びるための防御装置だったわけです。

でも、
その感度が高いセンサーによって、

とにかく常に不安
傷つきやすい

人が怖い
体が常に緊張状態

だからセンサー自体を欠陥品扱いして、取り去りたかった。

でも簡単に取れない。

そのセンサーには、
すごくしぶとい「根っこ」が生えてるんです。

根っこの正体は、生まれ持ったHSP気質と、46歳になるまで育み続けた「偏った価値観」というダブルパンチです。

そう簡単に抜けるわけがない。

その「根っこ」が抜けないことに、
わたしはどんどん焦っていくようになりました。

ある日のあがり症の互助会で、参加者が言いました。

「だまちゃん、根っこが抜けてないもんね」

彼女は、「自分を苦しめる価値観を捨てきれていない」といったこと言いたかったんだと思います。

わたしは、バレた・・・と思いました。

問題は「センサー」じゃない「暴走すること」

わたしは自分の感度が高すぎるセンサーを、人生を邪魔する「足かせ=根っこ」ように感じるようになっていました。

自分を苦しめている根源は、この「根っこ」なんだと。

でも、それ本当?

本当に抜かないといけない「根っこ」なのか?

と疑問が生まれた。

センサーの正体は、生まれ持った気質と、育んできた価値観だった。
どちらも「生き残るため」に必要なもの。

むしろそのセンサー感度が高いことで
同じく不安が強い人にも
「一緒にいると安心する」
と言われることもあった。

傷つきやすい人の気持ちが分かるから、
接し方が分かる。

わたしの根っこは100%悪ではない。

問題は、ずっとONなこと
感度が高すぎること

24時間営業
年中無休
フル稼働

だから疲れる。

必要だったのは、センサーを「根っこ」ごと抜くことじゃない。

ONとOFFを自分で選ぶこと。
コントロールできるようになること。

センサーによるネガティブ反応は出てもいい
(というか止められない)
でも、それに「どう反応するか」を自分で選べるようになれば、楽になるかもしれない。

わたしに必要なのは、自分の特性に気づいて自分でリアクションをコントロールすることだった。

「役に立たなきゃ価値がない」という呪い

もう一つ、わたしの育んできた「根っこ=価値観」にあったもの。

「役に立たなければ存在価値がない」という呪いのような価値観。

だからわたしは

・期待に応えて相手の望むことを言おうとする
・場を整えようとする
・期待に応えようとする

自分の存在を“仕事”にしていた。
その場の役に立っていないと存在する価値がないと思っていたんです。

この呪いのような価値観は、
「子なし人生」が決定し、
それでも結婚を続けることで悪化した
ように思います。

母になることが叶わなかったことで、
余計に妻として嫁として「役に立つ」ことを脅迫的に自分に課していった。

生きるのがどんどん苦しくなっていった。

でも本当は、

「あなたそのままで、ここにいていい」

わたしは、
そう夫や親に言って欲しかっただけ。

頑張らなくてもいられる居場所が欲しかったんです。

感度が高すぎるセンサーで、
いろんなものを感じ取って、
期待に沿うように行動し、
必死で守ってきた「居場所」ができたとき、

わたしはわたし自身を見失っていたわけです。

これでは本末転倒です。

偏りは、AIに真似できない「根っこ」

この感度高すぎセンサーには、
「根っこ」が生えています。

生まれ持ったHSP気質&
育んだ偏った価値観です。

相手は超手ごわい。
だから抜けません。


でもそれでいい。

わたしは自分の感度高すぎセンサーの存在を、
否定することはやめました。

これは生まれ持った気質であり、生き延びるために発達させたわたしだけの偏りだから。

いろんな刺激に敏感なこと。
人の言動で揺れやすいこと。
人の言葉を深読みすること。
過剰に感じて傷つくこと。

それは弱さ由来じゃない。

わたしだけの「根っこ」。

生き延びるために発達させた「生きる残るためのセンサー」。

AIには決して真似できない「超絶な偏り」。

だから欠陥ではなくて、
かけかえのないワタシやアナタを形作っている「個性」。

その高すぎる感受性ゆえに、
時々苦しくなる「根っこ」だけど、
わたしを生かし支えるための「根っこ」でもあったんです。

だから抜いてしまうには惜しい。
抜いたらそれこそ、
AIみたいな個性のない、平均的な人間になるだけじゃないでしょうか。

そして自分の特性や価値観に気づくことで、
少しずつリアクションをコントロールするようにはなれます。

センサーを休ませる方法

問題はセンサーが常にONなこと。
そして感度が高すぎること。

センサーが常にONだと疲れます。
神経がやられます。

センサーを強制的にOFFにする方法は、瞑想やマインドフルネスなどいろいろありますが、
今激押ししているのは「シャクティマット」です。

これはゲームチェンジャーでしたね。
モヤモヤ思考が止まらない時とか、
身体が過緊張状態の時など、
マットに上裸で乗るだけで「スッ」と何も考えられなくなるアイテムです。

そして次は、
センサーの感度が高すぎ問題ですね。

これに関しては「それ本当?」と自分に聞き直すことで、客観的に事象を見る練習ができます。

ちょっとだけネガティブな出来事があったとき、
例えば、
路上のティッシュ配りで、自分だけティッシュをもらえなかったとして。

わたしのセンサー(自動思考)は、こんな感じでネガティブ思考を始めます。

え、わたしだけ?
ババアだから?

理由は本当にそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

相手に直接聞く以外は、事実を確かめようがないんです。

だから「ババアだからティッシュもらえなかった」と考えていると、
自分が苦しい。生きづらい。

だからこそ、
ネガティブ思考が自動的に始まった時に、
それに気づいて、

それ本当?

と、自分に聞いてみるクセをつけると切り替えられます。

客観的に事象を見ることで、
センサー反応を弱くしてあげることができるんですよね。

「ババアだからもらえなかったって、それ本当?」と聞くことで、

「たまたまだよね」
「忙しかっただけじゃない?」

余計なネガティブ思考に過剰反応したり、
長時間とらわれなくなるのです。

まとめ:「根っこ」を引き受けて、共に立つ

今回は、
「生きるために発達した“感度高すぎセンサー”|その偏りは欠陥じゃない個性」
について書いてみました。

いかがでしたでしょうか?

これからは、センサーによる反応を消すのではなく引き受ける。

過敏に反応してもいい。
でもリアクションを選ぶのはわたし。

役に立たなくてもいい。
いいこと言えなくてもいい。

それでも、

わたしはここにいていい。
あなたも、ここにいていい。

この気質や偏りは、個性。

あなたのその生きづらい「偏り」も個性であり、あなたを支える「根っこ」なんです。

その根っこのおかげで立てたし、これまで生きてこられたんです。

わたしたちに必要なのはセンサーの「根っこ」を否定して抜くことじゃない。

センサーON/OFFを切り替えて自分を休め、感度を調整しながら共に生きることなんですね。

自分の気質&偏った価値観を、ゆっくり受け容れていきましょうね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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